今が一番面白いと思って入社した 10→100フェーズ
イタンジのカスタマーサクセスに所属している落合です。
私は、不動産管理業務における入居者の退去後の原状回復工事の発注・管理システム「内装工事くん」の導入支援や運用サポートを行うカスタマーサクセスを担当しております。2022年8月にリリースしたばかりのサービスで、試行錯誤しながらより良いサービスに成長できるように奮闘しております!
入社して3ヶ月ですが、原状回復管理業務という未踏の領域で日々学ぶことが多いです。今回は、私のこれまでのキャリアから、イタンジへの入社理由、入社後に感じたことや仕事のやりがいを中心にお伝えできればと思います。
積み上げたビジネススキルがどこまで通用するか試したい
私は大学入学後、よさこいサークルに所属して全国のお祭りやイベントに出演したり、カナダに留学に行ったり、アートを題材にしたゼミでアートの展示会を開催したりと、自分のしたいことを突き詰めた大学生活を過ごしていました。
その後、4大経営資源である、ヒト、モノ、カネ、情報の一つの「モノ」の中で資産価値が高い不動産業界に魅力を感じ、オフィスビル・商業施設を中心とした不動産管理会社へ就職しました。入社後は、自社運営ホテルの客室清掃管理、金融・小売企業の店舗・設備管理、新卒採用のリクルーターなど、さまざまな業務を経験しました。不動産の寿命は5、60年以上と云われており、竣工してからその役目を終えて解体されるまでの維持管理に関われることに誇りを持っていました。入社当初から希望だった幅広い業務に携わることは、入社当初からの希望だったので、順調に社会人生活のスタートを切ることができました。
しかし、管轄業務や責任が増えてきた頃、同級生が転職や起業をして新しい挑戦をしているところを見て、次第に焦りを感じ始めました。自分のビジネススキルがどこまで通用するのか、他の環境で試してみたいという「挑戦心」がふつふつと湧き、転職を考え始めました。
自分の性格と合致していた経営理念と社風
そして、新卒から5年ぶりに自己分析を行ってみました。幼少期からゲームを効率よくクリアすることに喜びを感じたり、iPhoneが世の中にあまり浸透していない2009年にiPhoneに興味をもったり、自分はもともと効率的なことや新しいものが好きな性格なんだと、改めて気づきました。一方で、前職ではExcelや電話の文化が根強く、たとえそのやり方が非効率でも、今までのやり方を大事にする会社だったため、IT導入などで業務効率化がしにくいことにもったいなさを感じていました。
そこで、常に新しいものを追い続ける「IT企業」で、「カスタマーサクセス」の業務に携わることに興味を持ち始めました。既存顧客の課題をヒアリングして最適なソリューションを提案し、共に解決していく、そんな中長期的な信頼関係を築いていくことに魅力を感じたからです。
イタンジに興味を持ったきっかけは、会社の雰囲気やチャレンジ精神に溢れた経営理念です。例えば、「Be The FIRST PENGUIN(誰もいないところへ飛び込め)」は、周りの目を気にせずに勇気を持ってまずはやってみるという考えの私からするとすごく共感を持てましたし、「FAST-MOVER advantage(即決して即行動)」は、私もやりたいと思ったらすぐに行動し失敗からも学んでいくタイプなので、私の性格と合致していると感じました。
*イタンジの経営理念:https://www.itandi.co.jp/mission
入社の決め手は、一緒に働くことになるメンバーと「内装工事くん」について内定承諾前にお話しした機会でした。「プロダクトの型がある程度できてきて、事業をより拡大していく10→100フェーズのプロダクトなので、課題はまだ多く、改善するためにどんどん意見も発信してほしい」という言葉が印象に残っていて、プロダクトと共に成長・挑戦できる環境にワクワクしました!
事業を拡大する「10→100」のフェーズで掲げる大きな目標
現在は、不動産管理会社様に代わって、システムを起点に工事請負・見積作成・施工管理の業務を行っております。入社し業務を行う中で主に2つのことを感じました。
1つ目は「自分の考え・思いをどんどん発信できる環境」です。
イタンジは、目的達成のためによりよい手段があれば取り入れようという前向きな社内風土です。具体的に私自身が行ったことは、施工会社へ提出する見積書作成がより楽に正確になるようにスプレッドシートの関数を組んだり、施工会社との連絡を効率的に行うためツールの移行検討をしたりしました。従来のやり方にとらわれず事業のスケールアップのために個々で考えて業務改善ができる環境があります。
2つ目は「現場知識のキャッチアップ量の多さ」です。
イタンジは不動産業界に特化したSaaSを提供しているため、不動産業界の知識や、不動産業界で働いている方の意見が特に重要です。原状回復工事は、前職のオフィスビル・商業施設の不動産・設備管理とは全く異なる商慣習や、クロスの張替面積の測り方、費用負担割合の計算方法などの現場知識、管理会社・施工会社ならではの悩みがあります。前職よりある程度の知識はついていると思っていましたが、新しく知ることもあり、学びの多い毎日です!
現在の「内装工事くん」は、SaaSを起点に原状回復工事というリアルな領域へ斬り込んだ大変面白いプロダクトです。ゆくゆくは「原状回復工事を依頼するならイタンジだよね」と思っていただけるような、業界のスタンダードにしたいです。
入社した理由の1つでもある「10→100」の事業スケールアップという絶好のタイミングに関われているので、サービスと一緒に自分自身も成長し、まずは一歩一歩着実に組織も事業も成長させたいです!
拙い文章ですが、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。