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イタンジ 新副社長 井口が語る、共に築くビジョン達成への新たな道筋

2024年7月1日、イタンジ株式会社の取締役 副社長執行役員 COO(Chief Operating Officer)に、井口俊介が就任いたしました。

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プロフィール

取締役 副社長執行役員 COO(Chief Operating Officer) |井口 俊介
2010年に新卒でジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社に入社。約7年間、営業・トレーニングおよびプロダクトマーケティングに従事。2019年、Ross School of Business, University of MichiganにてMBAを取得し、エムスリー株式会社に入社。製薬マーケティング支援事業において、プラットフォーム系サービスのサービス事業責任者(サービスオーナー)、コンサルティング営業・CS/プロジェクトマネジメント部隊のグループリードを経験。また、グループ会社の代表取締役も務める。2024年7月、イタンジ株式会社 取締役 副社長執行役員 COOに就任。



ー イタンジに参画いただくことになった経緯を教えてください


井口 俊介(以下、井口)
:初めのきっかけは友人の紹介です。
友人から、イタンジについて面白いポジションがあると言われ、元々イタンジは知っていましたし、SaaS企業には関心があるので話しを聞いてみようと思いました。

永嶋 章弘(以下、永嶋):その共通の友人を通して、井口さんと初めて会いました。
話し始めてすぐに、フィーリングが合うなと感じました。また井口さんがこれまで経験されてきたことを聞いた時に、まさに今、過渡期であるイタンジに必要な存在だと思いました。
イタンジは、2012年に創業してから、下積みを重ね、ここ数年でシェアを広げてきています。井口さんは、今後のさらなる事業拡大に向けた戦略を熟知している方だと思いました。

井口:まさに、イタンジの事業フェーズとビジネスドメインの2つが、私の過去の経験と、これからチャレンジしたいことに合致していたことが、イタンジへの参画を決める決め手となりました。
フェーズの観点からすると、イタンジは一段階上のステージへ踏み出したところだと思います。
永嶋さんが述べていたように、これからのイタンジの成長に対し、私のこれまでの経験を活かせると感じました。
前職でプラットフォームサービスの責任者を務めた経験から考えると、SaaS業界においては、テクノロジーのみに頼って成長することには限界があると考えています。
DXは単にリアルの世界を変えるための手段にすぎません。人々の生活や、人と人との取引といったリアルの基盤があってこそ、DXサービスが成り立っているのが重要なポイントです。その点で、イタンジを含むGAグループは、不動産投資サービスのRENOSYというリアルのビジネスと、不動産業務SaaSのイタンジというテクノロジーのビジネスの両方に取り組んでいます。このようなリアルとテクノロジーの融合を実現している企業は世界的にも珍しく、この独特のビジネスドメインに魅力を感じました。

ー イタンジの企業文化や社風についてどう思われますか


井口
:イタンジの意気込みを感じる企業文化はすごく好きですね。会社としても、メンバーとしても前向きな姿勢と熱意を感じます。
GAグループとしては、10年目を迎えて、行動指針であるGA GROUP SPIRITSの刷新に始まり、ビジネス戦略の変更や、新たな人事制度の導入など成長の型を作る取り組みを行っているタイミングだと聞いています。グループ全体として、今の事業をグロースさせるため必要なことに対して、貪欲に取り組むカルチャーが根底にあるように感じますし、そこに強く共感しています。

ー 今後イタンジで成し遂げたいことや戦略があれば教えてください


井口
:イタンジの組織やプロダクトへの理解を深めていく中で、半端ではないポテンシャルを感じました。既存のプロダクトがしっかりと顧客のニーズを捉えていて強いことが前提にありますが、組織としても意欲の高いメンバーが多いことがここ数年での急成長につながっています。
何より、10年以上前から不動産テック領域に携わっている永嶋さんが代表であることも強さの秘訣かと思います。

これまでのイタンジは業界の知見が深いメンバーが組織を牽引することで事業成長してきました。200人を超える組織となった今、経験豊富なシニアメンバーが組織をしっかりと管理できるような環境を作り、まだ経験の浅いジュニアメンバーがしっかりと育ち、組織の戦力として活躍できるよう、組織体制を構築していくことがこれからの組織成長に重要だと考えています。 
長期的な視点から見ると、ARR100億円という規模にも耐えられるよう、組織の根幹となる強みは変えずに、より再現性の高い組織作りを目指していきます。

ビジネス領域での拡大という観点から見ると、業界シェア約40%を獲得している「申込受付くん」といったキーとなるプロダクトをベースに、周辺サービスを着実に広げていくことに注力したいと考えています。
強力なプロダクトを中核としてプラットフォームを展開し、市場シェアを獲得していきます。さらに、賃貸だけでなく不動産売買領域にもSaaSならではの戦略を展開していきたいと思います。

ー 井口さん参画によって期待されることは何ですか


永嶋
:まさにこれから成長軌道に乗り出す時です。これまでの戦い方から変化を遂げるフェーズに来ていると思います。過去5年は、0から1へ、そして1から10へと取り組んできたフェーズでしたが、さらなる成長フェーズに進むためには、戦略も変えていく必要があります。成長企業での経験を持つ井口さんの力を借りられることを大変期待しています。

また井口さんは、これまでのイタンジの役員メンバーとは一線を画す個性的なキャラクターだと感じています。これまでは個々の力を発揮しながら交差するように進んできましたが、井口さんには周りを巻き込む強い力があり、組織力を最大化させる、まさに武将のような存在だと思っています。
井口さんのお人柄やリーダーシップ力は、私自身も大きな刺激になっており、多くを学ばせていただいています。井口さんをCOOとして迎え入れ、今後は自身もCEOとしての役割をより一層果たしていきたいと考えています。

ー 最後に今後の展望を教えてください


井口
:社内に対しては、メンバーたちに前向きな変化を感じてもらえるような組織づくりに取り組んでいきたいです。不動産業界全体に対しては、現時点でも、イタンジのプロダクトは十分に価値があるのですが、さらにその価値や顧客体験を一段階向上させ、不動産業に関わる皆様が活躍していただきやすくなるようなインパクトのある貢献ができたらと考えています。

これまで、セールス、カスタマーサクセス、マーケティング、プロダクトマネジメントなど、幅広い役割を経験してきました。全体最適を意識した方法論を組織に定着させていくようなスキルは活かせると感じています。

また、私は本当に永嶋さんとの相性がいいと思っています。全く異なるタイプの2人ですが、目指す方向性は同じです。
イタンジの良い部分は何も失う必要はなく、それを継続しながらも、みんなが成長していけるような組織作りを意識したいですね。
不動産業界は巨大な産業であり、かつ全ての人にとって重要な「住む」に直結しています。煩雑な手続きや情報の非対称性など、様々な課題を我々が解決し、新しい常識を築いていきたいですね。

永嶋:今回、井口さんをCOOとしてイタンジへ迎えることは、次のステップに向けて組織を変えていこうという私の意向の表れでもあり、決意の現れでもあります。

 我々のようなベンチャー企業の場合、一定の成長後に停滞期を迎えることがあります。
それを打破するためには、力のある人材に参画してもらうことが不可欠だと考えますが、実際は大きな人事異動のような変化を好まない企業や、新たな役員就任によって自身の影響範囲を狭めることを懸念するような役員陣がいる企業も少なくありません。
イタンジは、井口さんの参画によって「不動産のインフラとなり、人々が大切なことに向き合えるようにする」というビジョン実現までの時間を大きく縮めることができたと思っています。組織の変革は必ずしも容易ではありませんが、ビジョンの達成に向け、新たな刺激を最大限に活かし、粘り強く取り組んでいきたいと思います。


撮影:清水 庸介

※本記事は作成時点での情報を参考にしております。最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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