はじめまして、人事としてエンジニア採用を担当している早川です。
採用担当と聞くと、書類選考や面接をして合否を判断しているだけだと思われるかもしれません。しかし、待っているだけでは応募は集まらないですし、何もせず承諾いただけることはありません。

今回は、私たち人事チームが普段どんな仕事をしているか、どうイタンジの魅力を感じてもらえるよう行動しているのか、何を考えているのかについてお伝えします。

求人媒体営業、新卒採用担当、中途採用担当といったキャリア

まずは自己紹介も兼ねて、これまでの経歴を伝えさせていただきます。私のキャリアは人材業界のメガベンチャーからスタートしました。そこでエン転職やマイナビ転職といった中途求人媒体の営業を担当し、多くの企業の人事部門と関わる中で、会社の成長を支える「採用」という仕事に強く惹かれるようになりました。

その後、新卒採用担当としてITコンサルティングファームに入社。人事としてのキャリアがスタートしました。そして、年間15名ほどのエンジニアを採用する中で、採用は新卒・中途も関係なく多くの企業が課題を抱えている分野だという気づきを得ました。新卒採用だけでなく、もっと幅広く採用全般に関わりたいという思いが芽生え、イタンジで中途採用にチャレンジすることを決め、約2年前に入社をしました。

実は幅広い採用業務

現在、私は主にエンジニア採用を担当しております。採用では、候補者一人ひとりに向き合うことがとても重要だと考えています。候補者の方々は転職活動において様々な不安を抱えていたり、意思決定に悩んでいたりすることが多いため、一人ひとりの転職活動全体をサポートする姿勢を心がけながら、最終的にイタンジを選んでいただけるようコミュニケーションをとっています。

採用では社内連携も重要で、CTOやエンジニアマネージャーなどに面接の対応をしていただくため、候補者のバックグラウンドや転職活動で大切にしていることを細やかに連携しながら、採用活動を進めています（いつもとても感謝しています）。CTO、現場のエンジニア、または私からなど、誰が何を伝えるかで候補者への会社への印象や理解は大きく変わります。合否を判断するだけではなく、選考の過程でイタンジに対して魅力を感じていただけないと、採用活動は進められないのです。

また、イタンジ全体の認知度向上のため、様々なイベントの企画・運営にも携わっています。イタンジは、不動産業界外ではまだまだ認知度が高い会社ではないため、勝手に応募が来るわけではありません。エンジニアが集まる様々なコミュニティへの参加や、採用イベントの企画によって認知度を上げ、面白そうと思ってもらうことで、転職活動を始める際にイタンジを想起してもらおうと取り組んでいます。そのほか、エンジニア採用以外の一部の職種の採用や、社内交流イベントを企画する有志でのコミュニケーション推進活動にも携わり、社内のコミュニケーション活性化に取り組んでいます。

より良い採用はイタンジメンバーの理解が必要

採用においては、候補者の不安や懸念を払拭したり、イタンジで働くことを魅力に感じていただいたりしなければなりませんが、そのためにはイタンジで働く人の属性やパーソナリティを理解することがとても大事です。

実は、エンジニア採用を前任から引き継いだ当初は、イタンジのエンジニアの皆さんの仕事や、エンジニアにどんな人がいるかなど、わからないことが多かったです。その結果、候補者にイタンジを深く理解していただくための面談に、ベストな人をアサインできずに終わってしまうこともしばしばありました。エンジニアとランチに行ってコミュニケーションをとったり、CTOの大原にエンジニア組織の方向性や、エンジニアは面接でどういったことが気になるのかなどを聞いたりして、知識を積み上げていきました。

また、新入社員のエンジニアの方々とは積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。入社直後は他のメンバーとのつながりが少ないと思うので、私が橋渡し役として関係性を築くきっかけになればと思っています。イタンジのメンバーが何を考え、求めているのかをしっかりと理解することも大切にしており、最近では、イタンジの選考を受けてくれる方の考え方や、イタンジで働くメンバーの思いなどが少しずつ理解できるようになってきたと思います。

プロダクト成長のためにエンジニアの力が重要

プロダクトと事業を成長させていく上で、エンジニアの方々の力は非常に重要だと確信しています。エンジニアの方々が担当するプロダクトに集中できる環境を整えることができれば、イタンジの各プロダクトはさらに成長し、不動産賃貸業界全体に大きなインパクトを与えられると信じています。引っ越しや暮らしに関わる体験をよりよいものにしていくため、2025年もエンジニア採用の面から会社の成長をしっかりと支えていく所存です。引き続きよろしくお願いいたします。

おまけ：もう一つの顔、麻雀プロとして

プライベートでは、麻雀のプロとしても活動しています。週末は麻雀の対局などで時間がなくなるのがほとんどです。一見すると、人事担当者と麻雀は全く関係ないように見えるかもしれませんが、どちらも「相手の心理を考えること」や「結果を追求する姿勢」という点では共通しています。これからも両方の分野で成長を続け、会社の発展に貢献していきたいと考えています。