【イベント参加レポート】「Ruby biz グランプリ2024」大賞を受賞!不動産取引をなめらかにする取り組みが評価されました
こんにちは、イタンジ株式会社でエンジニア採用担当です。
この度、弊社が「Ruby biz グランプリ2024」において「大賞」を受賞し、表彰式に参加してまいりましたので、その様子をご報告させていただきます。
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Ruby biz グランプリについて
Ruby biz グランプリは、Rubyの特徴を活かし、新規性、独創性、市場性、将来性に富んだビジネス事例を表彰するプログラムです。Ruby の生みの親であるまつもとゆきひろさん(通称:Matz さん)が審査委員長を務められており、業界の中でも非常に権威ある賞として知られています。
当日の様子
イベント開催週は「Ruby Week」として、松江市全体でRubyを盛り上げる1週間となっていました。期間中には「Ruby biz Grand prix」、「RubyWorld Conference」、「Ruby Prize」など、様々なRubyイベントが開催されました。夜になると松江テルサのイルミネーションがRubyカラーで統一され、街全体でRubyを盛り上げようという雰囲気が漂っていました。
はるばる現地入りしたCTO大原と宮永は、ここまで来たからには絶対に大賞を獲得しようという強い意気込みで表彰式に臨みました。
表彰式では、特別賞、大賞、デジタルコミュニケーション賞・クリエイティブ賞の順で発表が行われました。まず特別賞が発表され、何度確認してもそこにイタンジの名前はなく、「もしかして大賞?」と期待に胸を膨らませ大賞の発表を待ちました。この頃、YouTubeでのリアルタイム配信もされており、社内が騒がしくなり始めた頃、ついに大賞が発表されました。
「大賞はイタンジ株式会社、株式会社タイミーに決定いたしました!」
現地の二人だけでなく、社内でも喜びのメッセージがSlackに次々と投稿されました。オフィスでYouTube配信を見ていたメンバーとともに、受賞の喜びを分かち合いました。
イベント後の懇親会では、大賞受賞のおかげで多くの方々から声をかけていただき、Rubyコミッターや出版社、人材会社など、Rubyに関わる様々な関係者との対話の機会を得ることができ、非常に充実した時間を過ごすことができました。
イタンジの「大賞」受賞理由:不動産業界のインフラへの挑戦
今回の受賞は、テクノロジーを活用して不動産賃貸取引をスムーズにする取り組みが評価されたものです。特に、不動産事業者の業務体験を改善し、そのデータを連携することで「不動産業界のインフラ」となることを目指す私たちの取り組みが高く評価されました。当日は、CTOの大原とともに島根県の松江テルサで行われた授賞式に出席し、身の引き締まる思いで賞をいただきました。
不動産業界の課題とイタンジの取り組み
従来の不動産取引における課題
従来の不動産取引には、以下のような大きな課題がありました
物件情報の更新にタイムラグが発生し、都度の空室確認が必要
紙やFAXベースの煩雑な手続き
対面での来店調整や書類の記載不備による手戻りの発生
これらの業務非効率がエンドユーザーの体験を大きく損ねている
イタンジの挑戦
2012年の創業以来、「不動産取引をなめらかにする」というミッションのもと、これらの課題解決に取り組んでまいりました。その結果、2024年には4つのプロダクトでシェアトップを獲得するまでに成長することができました。
しかし、私たちの目標はシェア獲得ではありません。新居を借りるという、誰もが経験する重要なライフイベントをよりスムーズで快適なものにすることです。「部屋探しでどの物件が空いているのか分からなくて大変」「書かなければならない書類が多くて契約が面倒」という声は今なお多く聞かれます。この状況を変えることこそが、私たちの使命なのです。
今後の展望
今回の受賞を励みとし、より一層「全ての人の不動産インフラになる」という目標に向かって邁進してまいります。そのために、私たちは共に歩んでくれる仲間を募集しています。エンジニアのポジションを中心に、メンバーからマネージャーまで、幅広い人材を求めております。
不動産×テクノロジーで世の中をより良くすることに興味をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。皆様からのご応募を心よりお待ちしております。
おわりに
この度の受賞に際し、お力添えいただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。受賞に恥じぬよう、今後も精進してまいりますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。